1月 瞑想会のご案内
来年(2020年)の1月から、瞑想の定例会を行います。
毎月第3水曜日を予定、初回日時は以下の通りです。
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日付:2020年1月15日(水)
時間:
◎初心者指導 19:00〜19:30
◎瞑想の時間 19:30〜20:00
◎情報共有など 20:00〜20:30
※ タイムスケジュールは目安です。
その場の雰囲気でゆる〜く行っていきます。
参加費:無料
参加資格:18歳以上の方
持ち物等:特にありません
【 諸注意 】
◎初回の方は、事前にメールなどでご連絡をいただけると
有り難いです。(飛び入り参加も可です)
◎必要であれば簡単な瞑想のレクチャーをしますので
ご希望の方は19:00からの初心者指導にご参加ください。
◎瞑想はフリースタイルで行います。時間だけ合わせて、後は
ご自分のやり方で。音だけ出さない方法でお願いします。
◎当方宗教団体ではなく、勧誘や寄付の依頼などは全くありま
せんが、精神や死後にまつわる話なども軽挙雑多に取り上げ
ますので、そういったものが嫌いな方はご注意ください。
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とりあえず、場所だけ抑えましたという形なので最初の内は参加者も少ないと思います。
一応毎月は、ぼちぼちやっていく予定ですのでよろしくお願いいたします。
JUGEMテーマ:心理学
永遠に美しく
生と死は混交されねばならない。
老人になって「今が青春」というようなことを言うことがあるが、それは違うのだと私は思う。
人間の肉体は20歳前後で完成し、それが成熟し安定するのがせいぜい30歳程度。その後は緩やかな崩壊が始まる。
眼は見えなくなり、関節は摩耗し、筋肉がやせ衰えていく。
社会的な地位や他者との関係性がどうであるかという我々の表層的な事情に関わらず、この肉体はすでに役目を終えたのだ。
自然は何ものとも戦おうとしません。死がやってくると、喜びがあるのです。
年老いた者の死とともに、生の新しい円環が始まります。だから至る所に祝祭があるのです。
日本の神話では、イザナギとイザナミが大岩を挟んで人間の誕生と死を呪いあった、と言われている。
だが多分あれは、間違って伝わったのだ。
生は、誕生と死滅のダイナミズムの中に宿る。その双方の絶えざる主張と葛藤が、危うく美しい生の有り様を根本的に方向付けている。
片方ではいけないのだ。生は誕生と死の間を揺り動く。死を失った生は、最早美しくない。
JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学
悟りと見立て
もしも私たちが精神修養を指導すべき立場にあるなら、修養者一人ひとりの精神をどのように成長させていけば良いか、その見立てを持たねばならない。
自分が教わったこと一つ、これ一つやっておれば何とかなるだろうと、そんな粗雑な理解ではいけない。指導者は、修養を通して自らの精神に起きた変容の本質を良く分析理解し、そこから逆算して、まだそうでない人が先に行くためにはどのようなピースが必要なのかを考えねばならない。
自己形成の課題を持っていたり、特別な環境下にある人についてはそれ相応の工夫が必要である。そうした個別の工夫を上げていけば人類70億通りのものがあり一口に言えないが、参考までに基本となる典型を次のように考えて良い。
悟りの課題には、頭と心、この2つがある。
頭とは論理や教学、賢さに関わること。
心とは人間性や奉仕、心の豊かさに関わること。
二つの課題の両方が整って始めて、悟りの段階は姿形が整う。頭だけ良くしても冷え切った哲学になり、心だけ良くしてもほとんど狂気に近い。
両方を良い状態に育てていくことが必要だが、精神修養の始まりの段階では、一般的に男性は頭の部分はすんなり起きてくるのでこちらに偏重する。女性は心の動きを通して学ぶことがはっきりとわかりやすいので、そちらに偏重する。
だから男性は仏教とか哲学などに適応が良く、女性は神秘主義や、キリスト教浄土真宗などの物語の教えと、奉仕活動に適応が良い。(あくまで典型であり、あてはまらない人も多いが)
そして大体、偏重したままである程度の段階まで進み、最後の最後でもう片方の問題に行き詰まる。
行き詰まって、ぶち当たって、この最後の壁を崩壊させたら、そのあたりで本人自覚するところがあるだろう。
例として言えば、頭だけでやってきた人は、何かしら大変ショックな出来事でそれまでの情動や世界観が揺さぶられた時に壁を乗り越えたりする。
心だけ育ててきた人は、整った良い教学を少しずつ学んでいく中で、いずれ物事の整合性がかちりと絡み合う、そのような霊的ひらめきで不意に視界が開かれることもあるだろう。
JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学
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