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2019.01.01 Tuesday

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    例えば死化粧というのは美に関わることだから、何となく私も、美というものについての考えを持ちます。

     

    何事か言えるほど道を進めはしなかったけれど、なお言うとしたら、美を答えのように考えると、良くないこと。

     

    美しくあろうとする意図、美しく振る舞おうとする所作、美しいものを作ろうという技術、そういうものはすべて美しくない。

     

    美は機能を計る物差しであると思います。明確な意図に基づき、十分に状況を察知し、ひたすら間隙に滑り込んでいく。

     

    高められた機能は美しい。それは無機物も有機物も同じ。

     

    ただ「こういう正解があるから、それ通りにしよう」というのは違う。

     

    そういうものは硬直していて、与えられた素材とか、大げさに言えばそのものの天命のようなものを良く眺めていないから、傲慢で他人事になる。

     

    いつだったか、『掘る前から、石の中にすでに像が宿っている』というような彫刻家の言葉を読んだ。

     

    きっとそのようなことなのでしょう。

     

    触れることは創ること。想うことは動くこと。知ることはそれを癒やすこと。受け入れることは、それを操ることと良く似ている。

     

     

     

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    JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学

     

     

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