2019.01.01 Tuesday
美
例えば死化粧というのは美に関わることだから、何となく私も、美というものについての考えを持ちます。
何事か言えるほど道を進めはしなかったけれど、なお言うとしたら、美を答えのように考えると、良くないこと。
美しくあろうとする意図、美しく振る舞おうとする所作、美しいものを作ろうという技術、そういうものはすべて美しくない。
美は機能を計る物差しであると思います。明確な意図に基づき、十分に状況を察知し、ひたすら間隙に滑り込んでいく。
高められた機能は美しい。それは無機物も有機物も同じ。
ただ「こういう正解があるから、それ通りにしよう」というのは違う。
そういうものは硬直していて、与えられた素材とか、大げさに言えばそのものの天命のようなものを良く眺めていないから、傲慢で他人事になる。
いつだったか、『掘る前から、石の中にすでに像が宿っている』というような彫刻家の言葉を読んだ。
きっとそのようなことなのでしょう。
触れることは創ること。想うことは動くこと。知ることはそれを癒やすこと。受け入れることは、それを操ることと良く似ている。
ブログランキングに参加しています。
クリックで応援をお願いいたします。
JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学
- コメント
- コメントする
- Webサイト
- 夜沌舎 https://yoton.org
- Selected Entries
-
- 美 (01/01)
- Categories
- Archives
-
- March 2024 (3)
- January 2024 (1)
- November 2023 (1)
- October 2023 (2)
- August 2023 (2)
- July 2023 (1)
- June 2023 (2)
- May 2023 (1)
- April 2023 (2)
- March 2023 (2)
- February 2023 (1)
- January 2023 (1)
- December 2022 (3)
- October 2022 (5)
- September 2022 (1)
- August 2022 (5)
- July 2022 (1)
- March 2022 (3)
- February 2022 (1)
- January 2022 (3)
- November 2021 (2)
- October 2021 (9)
- September 2021 (3)
- August 2021 (1)
- July 2021 (2)
- June 2021 (1)
- April 2021 (1)
- March 2021 (1)
- February 2021 (1)
- January 2021 (4)
- December 2020 (1)
- November 2020 (2)
- October 2020 (2)
- September 2020 (1)
- August 2020 (6)
- July 2020 (1)
- June 2020 (2)
- April 2020 (1)
- March 2020 (3)
- February 2020 (1)
- January 2020 (3)
- November 2019 (1)
- July 2019 (8)
- June 2019 (13)
- May 2019 (2)
- April 2019 (14)
- March 2019 (27)
- February 2019 (25)
- January 2019 (29)
- December 2018 (31)
- November 2018 (25)
- October 2018 (19)
- September 2018 (26)
- August 2018 (26)
- July 2018 (8)
- Mobile