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2019.01.20 Sunday

生命のウォークライ

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    人生には、というより生物の一生の中には、ある程度の激情が必要なように思うのです。

     

    40億年の時間の積み重ね。何億世代にも上ろうという祖先達が、それぞれの時代時代を生きた記憶。

     

    1万年前、凍える夜に焚き火ごしに見た誰かの瞳。その中で静かに揺れている炎。

     

    このDNAの鎖を繋ぐために、切り裂き食い散らかしてきた沢山の他者。

     

    その体液で血まみれになった、鏡の中の醜い牙と指先。

     

    そういうもの全部を思うとき、私たちの一生は、決してつまらないものであってはならないと思うのです。

     

    やはりそこには、何かしら義務のようなものがあるのではないか、と。

     

    そういう激情の薄まってしまった社会。安定し、硬直し、冷却され無気力になった社会。

     

    生がこれほどまでに安定してしまうのは良いことなのかどうか。安定が陰鬱とした虚無感を生み出すだけなら、それは今まで積み上げて来たことに対する裏切りではないのか。

     

    或いはこれは、私たち人間種があまりにもこの世界に飽和してしまったということなのかもしれません。

     

    だとしたら私たち人間は、あまりにも天高くまで塔を築き上げた罪で滅び去り、もう一度歴史をやり直すべきなのか。それともこれまでの生物の枠組み、人間種の枠組みを超えて、既存の限界の制限を受けない、何か次の新しい段階へと進まねばならないのか・・・。

     

    そんな大それたことを少し、考えてもみるのです。

     

     

     

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