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2019.02.17 Sunday

なんと幸福な人々

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    本日は昼から、定期的に通わせていただいているグリーフワークかがわさんの公開セミナーへ。

     

    その後美術館のカフェで休憩。ホットケーキのセットを頼んで一息つき。

     

    ふと思うのは、今日の私たちの生活というものは、何と豪奢で豊かだろうかということ。

     

    頼めばいつでも好きな料理が食べられ、望めばすぐに温かいお風呂で十分なお湯に浸かれる。着るものと快適な居室を探して苦労することも無ければ、おおよその病についても適切な医療を受けさせてもらえる。

     

    仮に私たちが、10世紀の頃のどこかの国の王になれると言われたとして。そうでなければ現代の平凡な日本人だとして。

     

    どちらか選べと言われたら、一体どちらを選ぶ方が豊かだろうか。

     

    世界は豊かになった。遥かに便利になった。それでなお皮肉なのは、世界がどれだけ便利になろうと、技術がどれだけ発展しようと、人間一人ひとりは、ちっとも幸せになんかなれはしなかったということ。

     

    或いは幸せに成れたのかもしれない。ただ単に幸せに慣れたのかもしれない。

     

    だけどそれならそれで、事態はなお良くないのだ。

     

    だってもしも人間が、どんな幸福や豊かさにもいずれは慣れてしまう生き物なのだとしたら、その欲望の行き着く果ては、底なし沼のようにぽっかりと空いた、永遠に暗い『退屈』という名の檻だけではないか。

     

     

     

     

     

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