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2019.03.10 Sunday

劣等感

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    自己不全感は、一般に、男性においては闘争本能として、女性においては自己嫌悪として現れます。

     

    ”劣等感”というものを『社会相対的な自己不全感』だと考えてみるならば、男性の劣等感は誰かに負けていることを、女性の劣等感は誰かより醜いとか浅ましいことを、それぞれ意味するでしょう。

     

    さてしかし、性を問わず、智慧を完成した人、個性化された人、意味を超越した人、禅の定まった人、欲求の第六段階に至った人、信仰の中に身を投げた人、この人々は劣等感を感じることがありません。

     

    何故なら彼らは、論理的判断を超越した段階で、人間という典型の中の存在であるよりもむしろ一人ひとりが一つの新たな門を開いた個別の生物種になるのであって、そのような意味で自分と他の何かを比較することもできないし、それ故に自分を相対的な価値で推し量ることもやめてしまうからです。

     

    自己超越した人間は、その瞬間から常に完全な存在として自己を表現していきます。これが不全感を抱かない理由です。

     

    自己超越した人間は、他人というものを基準に自分を考えることがありません。これが劣等感を抱かない理由です。

     

    このように、彼らは二重の意味で、劣等感を感じることがないのです。

     

     

     

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